学校教育特別部会の出前授業
学校教育特別部会の出前授業
働くときの基礎知識
(社会に出る君たちへ)
社労士の「出前授業」
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1.出前授業の目的
大阪府社会保険労務士会では社会貢献活動の一環として大阪府下の学校を対象に無料で「社会保険労務士による出前授業」を実施しております。
私たち社会保険労務士は労務・社会保険の専門家として様々なご相談を日々受けております。中には労働に関するルールや社会保険制度を知らなかったためにトラブルになったり、保障を受けられなかったという例もございます。そこで近い将来社会で働く生徒の皆様に社会保険のしくみや労働に関するルールについて社会保険労務士が学校に赴き授業を行っております。是非ご利用ください。 -
2.出前授業の実績
当会では平成16年(2004年)より出前授業を開始し、令和3年度3月末までに延べ36,400名の生徒のみなさまに受講いただきました。出前授業をご利用いただいた学校からは「生徒にとって保護者や教員以外から『働く』ことについて話をきく貴重な経験となった。」「今後、困ったときには『相談する』という選択肢があることを生徒が知ることができ、本当に良かった。」とお声をいただいております。また授業を受けた生徒の皆様からも様々なご感想をいただいております。ここに一部をご紹介します。
「給与明細の見方がわからなかったので聞けて良かった。」
「年金は20歳になったら払わないといけないけれど払えないのなら言ってくれたら期限を延長できるっていう情報が知れて助かりました。」
「労働条件や労働時間などをきちんと理解したうえで働きたいと思った。」
「一人で悩まず誰かに相談することが一番大事と思った。」
「社会保険労務士は初めて聞く職業だったけど説明がわかりやすくて社会保険労務士だったり仕事に関しての基礎知識を身に付けることができた。」
「社会保険労務士は大事な仕事なんだと思いました。」
「これから先の自分に深く関わっていく話を今のうちに聞けてとてもよかったです。」
「大学生になったらバイトをしようと思ってたので色々ルールを知れて良かった。」
「アルバイトでも労災保険がでることをはじめて知れたのでよかったです。」
「保険はいざとなるときにやくだつのでしっかり入ったほうがいいと思った。」
「通勤でもケガしたら労災になるんだと思ってびっくりした。」
「最低賃金上がってたのがビックリ。バイトとか社員とかのちがいを知れてよかった。」
「有給の条件が分かって良かった。」
「冊子はずっと持っておこうと思った。」
※表記について原文のまま掲載しております。 -
3.授業の内容等
①授業時間
授業時間は1時限50分です。②形式
複数のクラスで同時に授業を実施する場合は実施クラス数に応じて講師を派遣します。また1学年全員など複数クラスにわたる多人数の生徒を講堂等に集めて一人の講師が単独で授業を行うことも可能です。お申込受付後、事前打合せを行いますので、ご要望をお聞かせください。
なお、緊急事態宣言や蔓延防止措置が発出された場合等、感染症拡大防止措置が必要と判断した場合には訪問を見合わせ、DVD収録講座の視聴に変更となる場合がございます。予めご了承ください。また、各校の状況により訪問ではなくDVD講座の視聴を希望される場合はその旨お申し出ください。③教材
全国社会保険労務士連合会が発行するテキスト「知っておきたい働くときの基礎知識~社会に出る君たちへ~」を用いて授業を行います。受講する生徒全員にテキストを配布します。テキストがお手元に残りますので、今後悩んだときに読み返すことができます。※本教材は、主に高等学校の生徒を対象として作成しています。
授業ではテキストの中から主に「給与明細の見方」「労働条件について(労働時間・休憩・休日・最低賃金等)」「健康保険・年金制度」についてお話します。
④その他
DVD講座視聴に必要な機材については各校でご用意ください。 -
4.お申し込みから
授業当日までの流れ -
5.お申し込みについて
お申し込みは実施希望日の2か月前まで受け付けています。申込用紙をダウンロード印刷のうえ、申込書記載のメールアドレス、またはFAX番号まで送信してください。
お問い合わせ先
大阪府社会保険労務士会 事務局 学校教育特別部会担当
〒530-0043 大阪市北区天満2-1-30 大阪府社会保険労務士会館
TEL:06-4800-8188