大学での寄附講座
「次の世代へよりよい社会を!!」
~近畿2府4県の社会保険労務士が、
大学で寄附講座を開講しています
大学から社会に飛び立つ前に知っておきたいこと!!
~社会保険労務士による大学での寄附講座
寄附講座とは、大学等における教育・研究形態のひとつであり、民間団体など大学等の外部組織から教育・研究振興のために寄附された資金や人材を活用して研究教育を行う活動です。
近畿2府4県の社会保険労務士会で構成される全国社会保険労務士会連合会 近畿地域協議会(会長 服部永次)では、近畿2府4県の各府県会の所属会員のなかから講師を派遣し、「現代の企業経営と労務監査」(同志社大学)、「働く人々と雇用・労働環境」(近畿大学)について講義を行っています。
全国の社会保険労務士会で初めての試みとして、関西大学(平成24年度~令和5年度)、同志社大学(平成26年度~)、近畿大学(令和6年度~)において寄附講座を開設しており、この取組は、社会保険労務士会の社会貢献活動の一環であるとともに、社会保険労務士制度の周知や社会保険労務士の地位向上にも資するものです。
*全国社会保険労務士会連合会近畿地域協議会(https://sharoushi-kinkyou.jp/)は、近畿2府4県で開業する社会保険労務士事務所、社会保険労務士法人に所属する社会保険労務士有資格者で構成された法定団体です。
学生から
- 様々な労働問題が話題になっているので、自分の身を守るためにもしっかり勉強して、知識を身につけて、これからの人生に備えたい。
- 社会保険労務士も将来の夢の候補として考えたいと思った。
- 労働条件や働き方について学び、自分のアルバイト先は大丈夫だとわかった。
- これから、アルバイト先でトラブルに巻き込まれたら、今日の話を思い出して、きちんと解決しようと思う。
- アルバイトで残業代が出なかったり、シフトの延長があるようなバイトがあるようなことがわかった。アルバイトを決める前に、契約の内容を詳しく見ておくのが必要だとわかった。
- 自分の職場で法律が守られていない時、自分がどのような行動をとらなければならないかを考える良い機会で良かった。
- 解雇や退職について要点をまとめながら説明いただいて、大変わかりやすかった。将来、社労士の資格を取った時にこの知識を活かして、社会貢献していきたいと考えさせられた。
- アルバイトの給与明細に書かれている残業手当、時間外割増手当に関して、どういうものであるか理解する必要があると授業を通じて思った。
- 通勤途中の事故は、労災保険が適用されるということを今回初めて知った。今までは知らなかったので、これからは気をつけたい。
- 条文や法律の抽象的な説明だけでなく、誰でもわかりやすく、時系列に実例を並べていて、とても理解しやすかった。
- 企業が求めている人材について知ることが出来て、役立った。
- ダイバーシティについてよく考えた。自分が普通と思っていることが、実は他の誰かから見たら、普通ではないということを意識しながら生活していくことが大事だと思った。これからも多様性を楽しんで生きたい。
- 「世の中は桜の下の相撲かな」という言葉が良かった。失敗があるからこそ成長できると考えられた。大学に入り、結果が出ない機会が多くて、不安に思っていたが、そんな時期があっていいんだと思えたし、頑張ります。大きな失敗をしても、人生の糧にして生きていきたいと思う。
- ワークが多く参加型で楽しかった。難しい内容の話が多いので、ワークも多くてよかった。
- ハラスメント対策の講義を受けることが大切だとわかった。小さなことでもハラスメントになることを知ったので、日常生活でもバイト先でも気をつけようと思った。
- アルバイト先とトラブルになった時に、都道府県労働局やADRといわれる社労士労働紛争解決センターなどに相談できると知って、もっと多くの方が知っておく必要があると思った。誰かが困った時に、教えてあげられるようにしたい。
- 難しい内容の回もあったが、学生にわかりやすく丁寧に説明してくださっていたので、とても聞きやすかったし、自分のアルバイト先をイメージしながら整理できる部分もあって充実していました。ありがとうございました。
大学から
- 「労務監査」という言葉は、1年生には少々難しい部分もあるが、「働き方改革」「ブラック企業」「ブラックバイト」、「ハラスメント」等、ニュース性の高いテーマを取り入れ、学生にも身近なテーマを扱い、職場での様々な労働問題のケーススタディを参加型のワーク形式で行う等、工夫を凝らして行っていただいており、学生にも大変好評だと聞いています。
- 学生にとって、とても学びの多い講座だと感じております。これからも本学とのご縁がうまく繋がれば嬉しく存じます。