支部長挨拶

大阪府社会保険労務士会大阪東支部支部長の中野清志です。この度は、当支部のページをご覧いただきましてありがとうございます。

大阪東支部は、「大阪府社会保険労務士会」の９支部のうちの１つで、大阪市内３区および３市に事務所等がある４５９名（令和７年４月１日現在）の社会保険労務士（社労士）が所属しています。【眼鏡レンズ発祥の地であり、最近は、多数の老若男女が集まる「コリアタウン」で有名な『大阪市生野区』、大阪市内有数の文教地区であり、最古の寺院の一つである四天王寺ほか多数の寺院が建立する『大阪市天王寺区』、あの松下幸之助氏が起業したことでも知られ、多数の中小企業がひしめく『大阪市東成区』、大坂夏の陣で徳川方・豊臣方が激突した「道明寺の戦い」（小松山の戦い）の古戦場があり、柏原ぶどう（堅下ぶどう）、柏原ワインで有名な『柏原市』、世界的にも高い製造技術を持つ企業が多数集積する「モノづくり」と全国高校生ラガー憧れの「花園ラグビー場」がある「ラグビーのまち」で有名な『東大阪市』、「河内音頭」発祥の地と言われ、演歌歌手ほか多数の著名人で有名な『八尾市』】

当支部には、社会保険労務士制度が出来た昭和４３年から半世紀にわたる経験を持ったベテランをはじめ新進気鋭の若手の会員が所属しており、それぞれの専門分野で活躍しています。事業主の皆様、企業で人事・総務をご担当されている皆様、そして、年金を受給される皆様にとって、身近な相談相手として、日々尽力しています。また、この地域を管轄する行政庁（東大阪労働基準監督署、大阪中央労働基準監督署、羽曳野労働基準監督署、布施公共職業安定所、大阪東公共職業安定所、天王寺年金事務所、今里年金事務所、東大阪年金事務所、八尾年金事務所）とも連携を深め、これまで以上に地域に根差すべく奮闘しております。

社会貢献活動としては、「労働トラブル・年金相談会」（相談無料）を、大阪市生野区役所では「毎月第３金曜日」に、大阪市天王寺区役所では「毎月第２月曜日」に、大阪市東成区役所では「毎月第３水曜日」に、柏原市役所では「毎月第２水曜日」に、東大阪市役所では「毎月第２木曜日」に開催し〔開催日につきましては、諸事情により変更される場合がございます。各区役所、市役所にお尋ねください〕、地域住民の皆様方のお悩みに答え、また、親しまれる存在になるために活動しています。

当支部では、「『きずな』と『和』を大切に！会員すべてが居心地のいい支部へ！」というキャッチフレーズのもと、当支部会員である社会保険労務士に対して、現在、複雑多様化した労務管理に関する企業のニーズや国民の年金相談に応える国家資格者として、労働社会保険制度の知識と経験を深め、それを活用して地域の皆様に貢献するべく情報発信を行っています。

会員の皆様におかれましては、会員向けホームページにて、当支部からの情報発信〔実務研修や支部会員間の親睦を深めるためのレクリエーションなどの支部行事等の案内〕をいたします。案内が掲載されましたら、積極的にご参加下さいますようお願いいたします。研修による労務管理の専門家としての知識研鑽、ノウハウの蓄積はもちろんのこと、会員間交流による人脈づくりによる情報共有を行っていただくことも大切かと考えます。今まで以上に活躍できる場が更に広がっていくことになると私も経験上、感じています。

「『きずな』と『和』を大切に！会員すべてが居心地のいい支部へ！」これは、会員の皆様のご支援とご協力がなければ実現できません。何卒よろしくお願い致します。

結びになりますが、新しい時代を迎え、変わりゆく世界の中でも、私たちは社会保険労務士としての社会的使命を果たすため、何ができるのかを模索していきたいと思います。依然として厳しい状況が続いている日々ですが、中小企業・小規模事業者とそこで働く従業員の皆様とともに、事業を存続し雇用を守っていくために少しでもお力添えができることを考えながら活動してまいります。安心して生き生き働くことができる『人を大切にする企業』づくりと、国民の皆様が安心して暮らすことができる『人を大切にする社会』の実現のため頑張ります。

大阪府社会保険労務士会大阪
東支部支部長